ペット保険70%vs90%、結局どっちを選ぶべき?飼い主の失敗を通じた「本当の選び方」

ペット保険を選ぶときって、本当に悩みますよね。

「あ、この保険いいな」と思ったら、補償率が70%か90%かで迷ってしまう。月々の保険料の違いを見ると「70%で十分かな…」と思うんだけど、実際に病院で請求書を見た時のことを考えると「90%の方が安心かな」とも思う。その繰り返しで、なかなか決められない。

実は私も同じ経験をしているんです。今は猫のアルが緊急病院で8万円の請求を受けて青ざめるという苦い思い出があるので、今は90%補償を選んでいるんですけど…当初はそこまで高い補償が必要だと思ってなかったんですよ。

この記事では、そういう「70%か90%か問題」について、実際の金額例を交えながら、あなたのペットにぴったり合う選び方をお伝えしていきたいと思います。

まず知っておきたい:補償率70%と90%、実際の支払額の差って?

ここで具体的な例を出してみますね。

例えば、ウチのココがかかった膝の病気で、治療費が全部で100万円かかったとしましょう。

  • 70%補償の場合:保険から70万円が支払われて、あなたが負担するのは30万円
  • 90%補償の場合:保険から90万円が支払われて、あなたが負担するのは10万円

差は20万円です。これ、けっこう大きくないですか?

逆に、小さい治療費だと、この差はそこまで影響しません。例えば皮膚病で3万円の治療費だった場合は…

  • 70%補償:保険から2万1000円、自己負担9000円
  • 90%補償:保険から2万7000円、自己負担3000円

自己負担の差は6000円。もちろん安いに越したことはありませんが、月々の保険料の差を考えると…ここは大きな問題じゃないかもしれないんです。

あなたのペットのリスクはどのレベル?ここで判断が変わる

これが一番重要なポイントなんです。

「70%か90%か」という問題は、実は「あなたのペットがどんな病気にかかりやすいか」「ずっと健康でいるか」によって大きく変わるんですよ。

こんな場合は70%でも大丈夫かもしれません

  • 今のところ目立った持病がない
  • 予防接種を定期的に受けている
  • 事故や怪我が少ない生活をしている(例えば、室内飼いの猫など)
  • 貯金がそこそこ手元にある

こういう子であれば、70%補償でも、実際のところ保険のお世話になる機会が少ないかもしれません。そうなると、月々の保険料を少し安くできる70%の方が、トータルで考えるといいかもしれないんです。

こんな場合は90%を本気で検討してほしい

  • 過去に大きな病気や怪我をしたことがある
  • 犬種や猫種として、かかりやすい病気がある
  • 活動的で怪我のリスクが高い
  • 予期しない医療費が家計に大きなダメージを与えそう

私がアルについて90%を選んだのは、この子が誤飲のリスクが高かったからなんです。好奇心が強くて、何でも口に入れようとする子で…実際に緊急病院に駆け込む結果になりました。あのときの8万円の請求を見た時の絶望感、忘れられないんですよ。

それからは「この子の場合、大きな医療費はいつ来るか分からない」という覚悟を決めて、90%にしたんです。

月々の保険料の差を見て、がっかりするのはちょっと待ってください

70%と90%を比較するとき、保険料を見て「えっ、これだけ違うの?」とびっくりすることがありますよね。月々数百円〜1000円以上違うこともあります。

その差を見ると「70%でいいや」って思ってしまいがちなんですが、ちょっと待ってください。

ここで重要なのが、年間でいくら払い込むかという計算です。

例えば月々の保険料が800円違うとしましょう。そしたら年間で9600円の差になるんです。

ところが、先ほどの例に戻ると、100万円の医療費が発生したときの自己負担の差は20万円です。1回の大きな病気で、その差は簡単に逆転してしまうんですよ。

「でも、うちの子そんな大きな病気にならないかも…」って思いますよね。その気持ち、すごく分かります。私もココのときはそう思ってました。でも、実際にペット保険の説明を受けてみると、思った以上に医療費がかかるケースが多いなって感じるんです。

実際のところ、加入者の多くはどっちを選んでいるのか?

気になりませんか?ほかの飼い主さんたちは、どっちを選んでるのか。

ペット保険の業界を見ていると、年々90%補償のプランを選ぶ人が増えているんですよ。特に、小型犬や猫を飼っている人ほど、90%を選ぶ傾向が強いみたいです。

理由としては、やっぱり「予測できない高額医療費への不安」が大きいんだと思うんです。あと、比較や検討をしっかりしている飼い主さんほど「確実な保障の方が心の安定につながる」って判断してるんじゃないでしょうか。

実際、2025年のペット保険比較ガイドを見ていても、90%補償が標準的になってきた感があります。

どうしても迷ったら、この3つのポイントで最終判断してみて

ここまで読んでくれたのに、まだ悩んでいるあなたへ。最後に3つのチェックポイントを用意しました。

ポイント1:「あと10万円、医療費が上乗せされたら?」と想像してみる

先ほどの計算で、100万円の医療費なら、70%と90%の自己負担の差は20万円でしたよね。でも、もし「今月は別の病院にもかかって、合計110万円だった」なんて場合は、その差はさらに大きくなります。緊急対応が重なるのって、けっこう現実的なんですよ。家計に10万円の追加出費が来たら、どうしますか?

ポイント2:貯金でまかなえるか、正直に判断する

「もし高額医療費が出ても、貯金から出せば大丈夫」って思っていますか?それなら70%でもいいかもしれません。でも「貯金はあるけど、できればペットのために温存しておきたい」とか「そこまで余裕がない」なら、90%で保険をしっかり頼った方が、精神的に楽だと思うんです。

ポイント3:飼い始めたばかり、これからが本当の付き合い》

ペットを飼い始めたばかりなら、これからの10年以上の付き合いを考えてみてください。ココの場合、2歳の時点では「大丈夫かな」と思ってたんですが、3歳で膝の問題が出てきたんです。「若い時は大丈夫」って常識は、意外と当てにならないんですよ。その話は、別の記事で詳しく書いたので、よかったら読んでみてください。

結局、どっちを選ぶべきか…答えは「あなたの心が決める」

長々と書いてきましたが、正直なところ、70%か90%かは「正解」じゃなくて「あなたに合った選択」なんです。

でも、もしあなたが「何度も迷ってしまう」「決め切れない」という状態なら、その迷いの気持ちが答えかもしれません。

なぜなら、その迷いは「万が一に備えたい、確実な保障が欲しい」っていう不安の表れなんじゃないでしょうか。だとしたら、その気持ちに従って90%を選ぶというのは、決して間違いじゃないと思うんです。

月々の保険料は、90%の方が高いかもしれません。でも、いざという時に「あ、90%にしておいて良かった」って思える安心感は、月々の保険料では計算できない価値があるんですよ。

私が実際にそう感じているので。

アルの誤飲から8万円の請求を受けたあのとき、「保険に入ってなかったら…」という恐怖を感じました。でも同時に「もし70%だったら、あと2万4000円は自分で出してたんだ」って思ったんです。そう考えると、90%にしておいて本当に良かったって思えたんですよ。

ペット保険の選択は、単なる「予算の問題」じゃなくて「あなたのペットへの向き合い方」が反映される判断だと思うんです。

だから、焦らずに、あなたのペットのためにどんな保障があれば心が落ち着くのか、そこからもう一度考えてみてはいかがでしょうか。

分からないことがあれば、ペット保険の必要性について書いた別の記事も参考にしてみてください。そこでは、もっと基本的なポイントも触れています。

あなたのペットが、いつも元気で、このかわいい顔のままでいることを願っています。その時のために、今からできる準備をしておく。それが、責任を持つ飼い主としての判断じゃないかな、って私は思っています。

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